市場見通し
日経平均の急落も重しにドル円は売りが優勢となるも下押しは139.13円と昨日の安値139.10円を前に下げ渋り、今週これまでのドル円は上昇が一服するも139円割れは回避し底堅さも示している。
本日はNYタイムでドルの動意につながりそうな注目の経済指標の発表は予定されておらず、ドル円は米株・米金利の動向を眺めながらの動きが予想されるが、市場の目線は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられており、方向感は出にくい。
ドル円の140円台では円安に対する本邦の動きも警戒され、売りも出やすい一方で、足もとでは日銀の政策修正への期待が薄れており、下押しも限られると想定され、FOMCまでは139円台を中心に小幅の振幅にとどまりそうだ。来週のFOMCでは利上げがいったん停止するとの見方が強いものの、7月FOMCでは利上げを再開すると、市場は6・7月会合での0.25%利上げを織り込んでいる。米邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを続けるとの警戒感がドルの支えとなるが、依然として7月FOMC以降では利下げに転じるとの見方も少なからず、一方的にドル高になりそうもない。市場はいったん来週のFOMCを見極めようとしている。
・想定レンジ上限
ドル円は6日高値139.99円や5日高値140.45円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は節目の139.00円や1日安値138.45円が下値めど。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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本日はNYタイムでドルの動意につながりそうな注目の経済指標の発表は予定されておらず、ドル円は米株・米金利の動向を眺めながらの動きが予想されるが、市場の目線は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられており、方向感は出にくい。
ドル円の140円台では円安に対する本邦の動きも警戒され、売りも出やすい一方で、足もとでは日銀の政策修正への期待が薄れており、下押しも限られると想定され、FOMCまでは139円台を中心に小幅の振幅にとどまりそうだ。来週のFOMCでは利上げがいったん停止するとの見方が強いものの、7月FOMCでは利上げを再開すると、市場は6・7月会合での0.25%利上げを織り込んでいる。米邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを続けるとの警戒感がドルの支えとなるが、依然として7月FOMC以降では利下げに転じるとの見方も少なからず、一方的にドル高になりそうもない。市場はいったん来週のFOMCを見極めようとしている。
・想定レンジ上限
ドル円は6日高値139.99円や5日高値140.45円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は節目の139.00円や1日安値138.45円が下値めど。
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DZH Finacial Research
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