日本株価指数225見通し「円高傾向に来週始まるFOMCの警戒感も加わり、軟調な動きを見せる」 (2023年6月9日)

マーケットレポート

昨日(2023年6月8日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:31772.5(-35)<-0.11%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

JP225は続落。
下落に転じた一昨日の値動きを引き継ぎ、軟調な展開となりました。
ドル円が円高基調で推移したことや、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)に対する警戒感が上値を抑えた模様です。
深夜から本日早朝にかけて値を徐々に戻しましたが、マイナス圏での推移となりました。
これまでの短期的な急上昇による過熱感が意識される中、指数寄与度の大きい銘柄や、ハイテク株が軟調でした。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月9日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

平均足は陽連しており、上昇トレンドは継続中。
ただ、毛抜き天井を形成したあと、上下に長いヒゲが伸びて実体が短いコマ足となり、売りと買いが拮抗する展開となっています。
ここから下落する場合、下値の目安は上昇してくる平均足もしくはフィボナッチの23.6%と考えられます。

<1時間足チャート分析>

1時間足は下落が続いていましたが、ローソク足が平均足を上抜き、平均足も陽連となっており、買いが優勢です。
現在は中期レジスタンスラインと中期サポートラインの間のレンジ相場と解釈できます。
このレンジの中間にはサポートラインやレジスタンスラインがいくつか重なっており、ここがいったんの押し目となるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月9日8時のもの)

JP225は値幅が-136円、騰落率は-0.43%になっており、上昇の勢いが落ちています。
ドル円や米国債券の騰落率も落ちている一方で、金の勢いが強くなっています。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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