昨日(2023年6月13日)のドル円動向振り返り
ドル円は乱高下ののち大きく円安に傾きました。
昨日夜の米CPI(消費者物価指数)や14日のFOMC(連邦公開市場委員会)を控え、日中は模様眺めで推移しました。
そしてCPIが発表されると、大きく乱高下する展開となりました。
また、米2年債の金利が高水準で推移したことを受けて、急速に円売りドル買いが進みました。
本日(2023年6月14日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月14日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、厚めの買い注文が139円から139円台前半にかけて入っています。
ここを円高の目途として想定できます。
また、138円台後半にも注文が集まっています。
これらの水準でサポートラインを確認でき、意識されている可能性があります。
また、厚めの売り注文が140円台後半に入っており、レジスタンスラインを意識した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関が強かったのはユーロ円、ポンド円そして豪ドル円でした。
また、ポンドドルとも弱い相関になっています。
逆相関になっている通貨ペアはなく、ユーロドルと豪ドル米ドルとの間に相関は見られませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月14日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は徐々に弱くなる展開となり、22時付近を境にして下落を速めました。
ドルは昼頃までゼロ付近で推移しましたが、少しずつ下落しました。
米CPI発表時にやや乱高下したもののプラス圏に浮上することはなく、マイナス圏での推移となりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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