ユーロ円見通し(為替/FX)「ユーロ/円は円安。151円付近に厚い売り」(2023年6月14日)

FXレポート

昨日(2023年6月13日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は大幅円安となりました。
午前中こそ値動きが乏しかったものの、午後になると円安の動きが強まりました。
ドイツのCPI(消費者物価指数)が市場予想通りとなり、これが支援材料になった可能性があります。
その後、米国でのCPI発表直後に乱高下する場面がありましたが、円安の動きは変わらず、上昇トレンドを形成したまま1日の取引を終えました。

本日(2023年6月14日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年6月14日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月14日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、厚めの買い注文が149円台後半と148円台後半に入っており、その付近でローソク足の安値を確認できます。
このサポートラインが意識されている可能性があり、目先の円高目途になると想定できます。
一方、特に厚い売り注文が151円付近に入っています。
現在値に近い水準であり、現在値からの反落を狙った注文の可能性が考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月14日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関が強かったのはドル円、ポンド円、豪ドル円そしてポンドドルでした。
また、ユーロドルと豪ドル米ドルとの間にも弱い相関関係を確認できます。
直近は全ての通貨ペアが正の相関になっています。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月14日7時のもの)

直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は徐々に弱くなる展開となり、22時付近を境にして下落を速めました。
ユーロは米CPI発表時にやや値動きが大きくなる場面がありましたが、おおむねプラス圏での安定的な推移となりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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