昨日（2023年6月13日）の米国主要3指数振り返り
- 終値：
US30（米国ウォールストリート株価指数30）：34221.0（+175.6）＜+0.52％＞
US100（米国100株価指数）：14928.8（+117.6）＜+0.79％＞
US500（米国500株価指数）：4378.4（+36.1）＜+0.83％＞
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
前日に発表された米国のCPI（消費者物価指数）でインフレの鈍化が示されたことで、米国株は続伸となりました。
また、FRBが13日から14日かけてのFOMCで、利上げを見送る予想が高まった影響も無視できません。
米国の半導体大手であるエヌビディアは3.9％の急伸となり、半導体のメーカーとしては初めて時価総額が1兆ドル台に達しました（終値ベース）。
競合のAMDが発表した人工知能に関する戦略の最新情報が、買いの材料として見られなかった背景があると考えられます。
なお、AMDは3.6％の下落となっています。
その他では、テスラが3.6％上昇、ネットフリックスも2.8％上昇と好調。
逆にアルファベット（Google）は0.2％上昇、アップルは0.3％下降と、利益確定売りが優先したのかこの株高に乗り切れない展開でした。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2023年6月14日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年6月14日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
直近高値を一時更新し、多少押し戻されたところで引けました。
ローソク足は6連騰、平均足も陽連しているため、上昇トレンド継続と考えられます。
注目は、この高値を明確に上抜けられるかどうかです。
＜1時間足チャート分析＞
前日はボラティリティが高く、上下にヒゲが伸びる展開になりました。
平均足はほぼ陽線一色で上昇トレンドは続いているものと考えられます。
押し目を狙うとすれば、短期や中期のサポートライン、レジスタンスラインを目安にできそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日（2023年6月14日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年6月14日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
大きく高値を更新する展開が続いていて、ローソク足は4連騰。
平均足もずっと上ヒゲのみの出現で、引き続き上昇トレンドと予想されます。
ただし、平均足から乖離しており、いったんは下押す可能性もあります。
その場合は一つ前の高値水準や、フィボナッチの23.6%水準が目安となります。
＜1時間足チャート分析＞
明確な上昇トレンドが形成されています。
ずっと陽連している平均足からも、買い優位と考えられます。
ただし、現在は高値圏でもみ合っている状況です。
上には長期レジスタンスライン、下には長期サポートラインがあり、このどちらを抜けるか、あるいはもみ合いが続くのかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日（2023年6月14日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年6月14日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
実体部分が長いローソク足が現れて4連騰、一気に高値を更新する展開です。
平均足の実体部分が長くなっており、上昇の勢いが加速していると考えられます。
ローソク足と平均足の乖離もかなり広がってきているため、高値掴みの警戒が必要そうです。
＜1時間足チャート分析＞
明確な上昇トレンドが発生していますが、前日は激しく上下動する展開となりました。
その際につけた短期のサポートライン、レジスタンスラインが値動きの目標になりそうです。
現在は高値圏で停滞しており、いったんの下押しが考えられそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング（週間）
（画像は2023年6月14日7時30分のもの）
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位はJP225で前週比の騰落率は+3.45％。米国主要株価指数では、US100が2位、US500が3位と上位につけています。
10位のNL25の騰落率が+1％を超えていることからも、全体的にリスクオンの展開だったことが見て取れます。
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OANDA Lab編集部
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