昨日(2023年6月14日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):33982.0( -239.0)<-0.70%>
US100(米国100株価指数):15054.6(+125.8)<+0.84%>
US500(米国500株価指数):4383.6(+5.2)<+ 0.12%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月14日の米国株は 、FRB発表の金利見通しで利上げの長期化が警戒される中、全体的に 乱高下する展開となりました。
日本時間未明にかけてのFOMCでは、大方の予想通り政策金利の現状維持が決定されましたが、政策金利見通しでは2023年末までに2回利上げするシナリオも示されました。
主要銘柄を個別に見ていくと、テスラは0.74%の下落で、連続上昇は13日でストップしました。
エヌビディアとブロードコムはどちらも4%ほどの上昇となり、終値で過去最高値を更新しました。
また、ユナイテッドヘルス・グループは4.7%の下落。
これは新型コロナウイルス禍で先送りになっていた高齢者の手術が増えて、医療コストが増大していると解釈されたことが売りにつながりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
4月高値に到達したところからの下落となり、連騰は6でストップ。
しかし下落後に、フィボナッチの23.6%を超えたところからの反発が見られました。
長いヒゲの陰線を作って引けています。
平均足は依然として陽連しており、ローソク足と平均足の位置関係からも目先の流れは上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
長く続いていた平均足の陽連がストップし、久しぶりに陰線が現れています。
大きく下落した後に長い下ヒゲを伸ばす形で反発しましたが、中期のサポートラインを上回ることはできず、その付近でのもみ合いとなりました。
現在値の水準は中期のレジスタンスラインとサポートラインが重なっており、どちらで反発するかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足では5連騰で3日連続高値を更新、平均足も長い陽連、さらに平均足の実体が長く、ヒゲも上にしか伸びていない状態が連続しているため、明確な上昇トレンドが継続していると見られます。
また、前日の陽線は下ヒゲが大きく伸びており、ほとんど上ヒゲを出しておらず、これらは上昇圧力が強いことを示唆しています。
<1時間足チャート分析>
1時間足でも平均足はずっと陽線が並んでいるため、基本的な目線は上であると考えられます。
前日はFOMCでの政策金利据え置き発表後に一時的に大きな下落となるものの、中期のレジスタンスラインを上抜いて高値を更新する流れとなりました。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は5連騰、平均足も陽連しており、ローソク足が平均足のずっと上にあるため、流れは変わらず上昇トレンドと考えられます。
政策金利据え置き発表での値動きにより、上下に長いヒゲを出しています。
下落から切り返して高値を更新しており、上昇圧力の強さが見て取れます。
<1時間足チャート分析>
平均足は陽線が連続で出ていますが、実体が短く上下にヒゲが伸びており、これまでよりは方向感を失いつつあるように考えられます。
ローソク足を見ても、急落からの急騰後に平均足とほぼ同じ水準で推移しています。
また、多くのサポートラインとレジスタンスラインが現在価格付近に集中していることも確認できます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月15日7時45分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
前日に続いて1位はJP225で、前週比の値幅は+1235、騰落率は+3.83%となっています。
米国主要株価指数では、US100が2位、US500が5位ですが、US30は圏外となっています。
各国の株価指数の多くが前週比プラスで推移しており、世界的な株高傾向が見て取れます。
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OANDA Lab編集部
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