東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇

市場概況
 16日の東京外国為替市場でドル円は上昇した。12時時点では140.68円とニューヨーク市場の終値(140.29円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の結果発表を控えた持ち高調整の売りに押されて139.85円まで下押すも、一巡後は140.10円台まで持ち直して結果を待つことに。日銀が大規模な金融緩和の維持を決定したことが分かると、予想通りではあったものの素直に円売りで反応し、140.77円までドル高円安が進行した。
 なお日銀は声明で、「粘り強く金融緩和継続」「内外経済や金融市場巡る不確実性きわめて高い」などと述べている。

 ユーロ円も上値を伸ばした。12時時点では153.85円とニューヨーク市場の終値(153.55円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。マイナス圏で推移した日経平均を眺めて円買い戻し基調が強まり、一時153.09円まで下値を広げた。一巡後はドル円とともに下げ渋り、日銀の超緩和政策の継続を受けて昨日高値153.69円を超えて153.95円まで上げ足を速めた。

 ユーロドルは12時時点では1.0936ドルとニューヨーク市場の終値(1.0945ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高推移を受けて1.0936ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.85円 - 140.77円
ユーロドル:1.0936ドル - 1.0951ドル
ユーロ円:153.09円 - 153.95円

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