先週金曜日(2023年6月16日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.483(+0.877)<+1.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは日足チャートでレンジ相場を形成しており、レンジ内での上昇となりました。
CFTC(米商品先物取引委員会)による原油の投機的ネットポジションが公開され、およそ155,000の買い越しとなりました。
しかし、2021年6月から減少トレンドが継続しており、これが原油価格伸び悩みの原因の一つになっている可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年6月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
フィボナッチの引かれた下落波動の高値と安値の間で推移する流れが続いています。
現在は陰連する平均足の上にローソク足が抜け出しており、先日の安値更新から反転し、フィボナッチの61.8%の水準まで戻っている状況です。
ここから上を目指す場合は、直近高値が目安となりそうです。
<1時間足チャート分析>
高値と安値を共に切り上げており、大局では上昇トレンドが続いています。
直近はローソク足が平均足の上に抜け出していることから、買いが優勢です。
その一方で、平均足は上下にヒゲを伸ばしており、下落に転じる可能性を示唆しています。
ここから下落する場合は、中期のサポートラインと平均足を下抜けるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年6月16日における原油のリグ稼働数は、前週よりも4基減少した552基となっており、減少傾向にあります。
WTI原油価格は71.483ドルで、レンジが続いている状態です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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