19日香港株=軟調な相場か、利益確定売りが重荷

市場見通し
 週明け19日の香港市場は軟調な相場か。ハンセン指数は前週末に続伸して心理的節目の20000ポイントを上抜け、終値ベースで5月8日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けただけに、利益確定売りが出やすい。16日のNY債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが上昇しており、香港株式市場で投資家がリスク回避の姿勢を強めそうだ。

 米国の金利引き締め長期化リスクも引き続き意識されるだろう。16日に政策金利の引き上げを指示する米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言が伝わった。

 16日のNY株式相場は、ダウ平均が反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は7営業日ぶりに反落した。19日のジューンティーンスの振替休日までの3連休を前に、持ち高調整売りが優勢だった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。英金融大手HSBC(00005)が香港終値を上回った半面、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が下回って引けた。

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