東京外国為替市場概況・12時 ドル円 高値圏でもみ合い

市場概況
 19日の東京外国為替市場でドル円は高値圏でもみ合い。12時時点では141.85円とニューヨーク市場の終値(141.82円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。日米金融政策の格差を支えに、昨年11月以来の高値圏となる141円後半でこう着し下値の堅い動き。ただ、本日はジューンティーンス独立記念日の祝日で米市場が休場となり、時間外の米債券市場も取引はなく手がかりが乏しいなか、142円台を回復して上昇基調を強める勢いは今のところ見られていない。

 ユーロ円も小動き。12時時点では155.13円とニューヨーク市場の終値(155.22円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。約15年ぶりの高値155.33円を頭に155円前半で小幅の上下に始終した。また、ポンド円は182.13円を高値に181円後半までやや上値を切り下げ、豪ドル円は97.13円、NZドル円は88.16円までじり安に推移した。

 ユーロドルはこう着相場が継続。12時時点では1.0936ドルとニューヨーク市場の終値(1.0937ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。本日これまでのレンジはわずか12Pips程度と、先週末NY終値付近でほとんど動意は見られていない。テクニカル的には日足一目均衡表・雲の上限(本日、1.0966ドル近辺)をしっかりと上抜けできるかどうかが一つのポイントになりそうだ。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.67円 - 141.97円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.94円 - 155.33円

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