昨日(2023年6月19日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.343(-0.14)<-0.20%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
米国での原油リグ数が引き続き減少傾向にあることや、中国での各種金利引き下げ傾向は原油価格にプラスです。
しかし、続伸した後の19日(月)は上昇の勢いを維持できず、米国が祝日で市場参加者数が限られたこともあってトレンドを形成しづらい展開でした。
結局、1日を通してレンジ相場で推移しました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月20日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
フィボナッチの引かれた下落波動の高値と安値の間で上下を繰り返している展開。
現在は底値を打ってから勢いよく上昇しましたが、フィボナッチの61.8%で頭を押さえられた形です。
平均足は短い実体から上下にヒゲを伸ばしており、これは色が転換することを示唆しています。
ここから上値を伸ばして、終値ベースで平均足が陽線に切り替わるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
高値と安値を切り上げており、明確な上昇トレンドで推移しています。
ただし、直近はローソク足と平均足が絡む局面もあり、上昇の勢いに陰りが見えています。
注目は、上と下に存在する長期のレジスタンスラインとサポートラインをどちらに抜けていくかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年6月20日における米国の原油リグ稼働数は552基で、減少傾向が続いています。
直近のWTI原油価格は60ドル台〜70ドル台のレンジで推移しており、方向性のない状態が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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