米国の主要株価指数見通し(CFD)「先週につけた高値から下落する展開」(2023年6月20日)

マーケットレポート

昨日(2023年6月19日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):34225.5(-74.5)<-0.22%>
    US100(米国100株価指数):15068.4(-59.8)<-0.40%>
    US500(米国500株価指数):4406.4(-10.7)< -0.24%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

前日は祝日(ジューンティーンス・奴隷解放記念日)のため、米国の株式市場は休場でした。
薄商いの中、米国株は小幅安で推移しました。

全米住宅建設業者協会(NAHB)・ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数は、6月に5ポイント上昇し55になりました。
予想された51を上回り、5月の50ポイントから見ても上昇しています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月20日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

結果として先週金曜日に高値をつけて、昨日は続落した形になりました。
ただ、平均足は陽線継続で実体部分が長く、上にしかヒゲが伸びていないため、大局は変わらず上昇トレンドであると考えられます。
フィボナッチの23.6%付近にひとつ前の高値もあり、この水準での攻防に注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

平均足が陰転した流れを引き継ぎ、前日の平均足も陰線一色となりました。
平均足に頭を押さえられながら高値も安値も切り下げており、直近の流れは下降トレンドと考えられます。
この下降の過程で短期、中期のサポートラインを次々と下に抜けていることも確認できます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月20日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

先週金曜につけた高値が頂点となり、月曜日も下げて陰線で引ける形になりました。
ただし平均足の並び方はこれまでとほとんど変化がなく、長期的に陽連する上昇トレンドの形状です。
平均足より明らかに上にローソク足があり、フィボナッチで見ても23.6%まで距離があるため、現状は高値圏で推移していると考えられます。

<1時間足チャート分析>

平均足は本格的に陰線転換、下降トレンドが継続しています。
この一連の下落の中で中期のサポートラインを始めとして複数の節目となる水準を下抜けしたところで、前日の相場は引けています。
平均足を基準にすると、日足と1時間足のトレンドが逆行していることも押さえておきたいところです。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月20日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前週末につけた高値を頂点に、下落が始まっています。
ただし、平均足の色、形状、ローソク足と平均足の位置関係から見て、大局は上昇トレンド継続という見方もできるため、再度高値を試していくか、それとも主要なフィボナッチ水準まで押すのかを見守っていきたいところです。

<1時間足チャート分析>

平均足は10本以上陰線が続いており、1時間足レベルでの流れは下降トレンドと見ることもできそうです。
短期のサポートラインを2回ブレイクしながらの下げとなっており、この流れが継続するかに注目です。
再度上昇トレンドに回帰する可能性もあり、その場合はローソク足が平均足の上に出るタイミングが重要と考えられます。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月20日8時20分のもの)

世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
唯一株高になったAUS200を除き、全体的に株安が進行しました。
米国の主要株価指数は、前週比でUS30が値幅で-94、騰落率で-0.27%、US500が値幅で-13、騰落率で-0.29%です。
US2000、US100もそれに続く形での下落となっています。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

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OANDA Lab編集部

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