ユーロ円見通し(為替/FX)「ユーロ/円は円買い。153円台半ばの買い注文が特に厚い」(2023年6月21日)

FXレポート

昨日(2023年6月20日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円高の展開になりました。
昨日の序盤は、日本政府要人による円安けん制発言で円高に振れる場面があったものの、おおむねレンジで推移しました。
しかし、夕刻以降になると局面が変わり、円は主要通貨に対して全面高の展開となりました。
ユーロ円もこの流れに乗りましたが、日付が変わるころになると円高の動きは収まり、その後は値を徐々に戻しました。

本日(2023年6月21日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年6月21日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、153円台半ばの買い注文が特に多く、他の価格帯の買い注文を大きく引き離している様子が分かります。
この付近でローソク足は押し目を作っており、サポートラインが強く意識されているようです。

また、売り注文は154円ちょうどから154円台前半にかけて厚くなっています。
これは現在値のやや下付近であり、直近安値を狙った注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月21日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関が強かったのはドル円、ポンド円、豪ドル円、ポンドドル、そして豪ドル米ドルでした。
また、ユーロドルとも相関関係にありました。
昨日の主要通貨ペアは、ユーロ円との相関関係が強かったことが分かります。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月21日7時のもの)

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はマイナスに沈む場面もありましたが、午前11時ごろにプラスに転じると上げ幅を広げる展開になりました。
ユーロはゼロ付近にありましたが、円と同様に午前11時ごろにプラス圏に浮上し、その後は横ばいで安定的に推移しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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