昨日(2023年6月20日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):34047.0(-178.5)<-0.52%>
US100(米国100株価指数):15081.2(+12.8)<+0.08%>
US500(米国500株価指数):4393.1(-13.3)<-0.30%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月20日の米国株は、中国人民銀行が10か月ぶりに利下げをした影響もあって下落しました。
そして6月21日に、パウエルFRB議長の議会証言が予定されていることから、積極的な売買が見送られた模様です。
個別に見ていくと、電気自動車のリビアン・オートモーティブは5.5%の上昇、テスラは5.3%の上昇となりました。
これはリビアン・オートモーティブが、テスラの充電規格を採用することが合意された影響と見られます。
また、ペイパル・ホールディングスは、後払い決済サービスのバイ・ナウ・ペイ・レイターを巡って、KKRが最大400億ユーロ相当の融資債権を取得することで合意。
それもあって、3.7%の上昇となりました。
逆に、ナイキはモルガン・スタンレーが在庫の過剰による利益率の圧迫を予想することで、3.6%の下降に。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前々日に続いて、前日は実体部が長い続落となり、3日連続で陰線となっています。
フィボナッチの23.6%をほぼそのまま通過していることからも、下落の勢いの強さがうかがえます。
平均足は陽線が連続しているため、大局としてはまだ上昇トレンドと見られますが、次なるフィボナッチ38.2%付近まで押すのかに注目です。
<1時間足チャート分析>
1時間足では平均足が引き続き陰連中で、短期、中期のサポートラインを下方向に連続して突破しながら下降トレンドと思しき流れとなっています。
前日は長い陰線が2本続けて出現する大きな下げののち、一時的な戻りはあったものの再度下降し始めたところで引けました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日は上下に長いヒゲが伸び、実体部が非常に短いコマ足の形になり、これは相場が方向感を見失っている状態を示唆しています。
とはいえ、平均足は陽線が連続出現中で、ローソク足と平均足の位置関係から変わらず上昇トレンドと考えられます。
フィボナッチの23.6%あたりまで押すのか、あるいは浅い押し目で続伸するのかに注目です。
<1時間足チャート分析>
1時間足ベースでは、ラスト数時間で平均足が陽転しました。
とはいえ、平均足の実体部が短く、ヒゲも上下に伸びているため本格的な上昇には今一歩といったところです。
現在の価格の上下に、中期のサポートライン、レジスタンスラインがあるため、どちらを目指すかがポイントになりそうです。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値をつけてから3日連続で陰線が出現しています。
前日は一度大きく下げてから強い反発があり、長い下ヒゲを伸ばして引けました。
これは、反発の力も強いことを示しており、同じ流れが今日も続くのかに注目です。
ただし、平均足の色、形ともに、大局は上昇トレンドと見られます。
<1時間足チャート分析>
前日は大きく下げてからの反転上昇で、結局は元の価格付近まで戻ってくる相場でした。
平均足は陰線が連続しており、ベースの流れは下降トレンドと見られますが、実体部が短く、上下にヒゲを伸ばしています。
また、平均足とローソク足が頻繁に交差していることからも、下降の勢いが減退していることを示唆しています。
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テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月21日7時30分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
引き続きAUS200のみがプラス数値の、世界的な株安傾向となりました。
米国の株価指数では、2位のUS100が前週比で値幅が-43.2、騰落率が-0.29%となっています。
そして3~5位にも米国の株価指数がランクインしています。
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OANDA Lab編集部
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