昨日(2023年6月21日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):33979.5(-67.5)<-0.20%>
US100(米国100株価指数):14871.2( -210.0)<-1.39%>
US500(米国500株価指数):4371.6(-21.5)<-0.49%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月21日の米国株は続落。
利上げされることへの警戒感が残る中、FOMCが追加利上げに前向きな姿勢を見せています。
米長期金利上昇を受け、割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが進行した格好です。
また、半導体株の上昇も、ハイテク株を押し下げる一因になった可能性があります。
宅配大手のフェデックスは、前日発表の四半期決算の失望感で2.5%下降しました。
他に、UPSも2.1%下降。
インテルは6.0%下降と、ダウの銘柄では一番の下落になりました。
それ以外でもセールスフォースが3.4%下降、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2.6%下降、ゴールドマン・サックスが1.7%下降、IBMが1.7%の下降となっています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年6月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
US30の日足は続落、4営業日連続で陰線となりました。
平均足は陽線が継続しており、実体が長くほぼ上ヒゲのみの出現ではありますが、これまでよりローソク足との距離が縮まり、接触をし始めています。
目下で注目したいのは、5日連続で陰線になるか、フィボナッチの38.2%を試すか、という点です。
<1時間足チャート分析>
1時間足の平均足は2本だけ陽転するものの、すぐに陰線に回帰する展開となりました。
ローソク足と平均足が絡み合っており、平均足の実体部が短く、上下に長いヒゲを伸ばしているため、下降トレンドであっても神経質な値動きが続いていることを示唆しています。
長い下ヒゲの先にある2つの中期サポートラインでの反応を見ていく必要がありそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年6月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足チャートでは、実体部の長い陰線が出現して、先端が平均足の上ヒゲ部分に入り込みました。
平均足が陽連していることから、大きな流れはまだ上昇トレンドと考えられますが、フィボナッチの23.6%も近づいてきています。
押し目の水準を見極めていきたいところです。
<1時間足チャート分析>
一時的に陽転した平均足ですが、ほどなく陰線に戻り、さらにそのあと長い陰線が連続して出現し、短期、中期のサポートラインを下に突き抜ける形となりました。
平均足の実体部がどんどん大きくなっており、ヒゲが伸びる方向も下のみと、下降の勢いが強まっていることを示唆しています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年6月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は4日連続で陰線をつけ、実体部も次第に長くなっています。
ただし、平均足の形状とローソク足の位置関係からは、依然として上昇トレンドが続いていると見られます。
ローソク足が平均足に入り込み、目の前のフィボナッチ23.6%、その先の38.2%付近を試すような押し目になるか注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的に平均足が陽線→陰線→陽線と目まぐるしく変化しましたが、結局は陰線が続いて下降トレンドと思しき展開です。
長い陰線、上下にヒゲが伸びるコマ足、反転上昇する陽線が入り交じった動きになっています。
注目は、中期サポートラインで下値をサポートされるかどうかです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月22日7時45分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
またもAUS200のみがプラス推移で、他の指数はどれも株安となっています。
米国株価指数を見ていくと、US2000(ラッセル2000)が3位で前週比-15.475、前週比騰落率-0.82%でした。
それに続いて、US30が4位、US500が6位、US100が10位にランクインしています。
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OANDA Lab編集部
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