先週金曜日（2023年6月23日）の日本株価指数225振り返り
- 終値： 32338.6（-850）＜-2.56％＞
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月23日のJP225は続落。
前日よりも850円下落し、3万3000円を下回って3万2000円台で引けました。
主に買われたのは電気・ガス業、食料品で、卸売業、非鉄金属、輸送用機器を中心に売られました。
英国やスイス、ノルウェーなどの利上げによる世界的な景況感の悪化によるリスクオフムード、さらに日本株の先高感も加わったことが下落要因と考えられます。
一方で、日本株を取り巻く環境が急激に悪化したわけではないため、調整が一巡した後は底堅い展開を見込むという意見もあり、ここ数日の下落が押し目になる可能性もありそうです。
【JP225(日本株価指数225)】本日（2023年6月26日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年6月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
高値圏でのもみ合いを経て、長い陰線を作り大幅下落しました。
一時的にフィボナッチの23.6％付近まで下げ幅を広げましたが、そこで反発して下ヒゲを残した形です。
平均足は陽連が続いていますが、上下にヒゲを出しており、上昇の勢いに陰りが見えます。
また、ローソク足が平均足を下抜いていることから、トレンド転換の兆しとも考えられます。
フィボナッチの23.6％水準を目指して安値を更新するのか、反転して直近高値を目指すのかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
中期レジスタンスラインで頭を押さえられたあと、大陰線を連続でつけて勢いよく下落し、重要なサポートラインをいくつも下抜きました。
現在は下落の勢いが落ち着き、もみ合っている状況です。
平均足は陽連が継続しているものの、実体が短くローソク足とも絡み合っており、気迷い状態を示唆しています。
目先は、すぐ上に位置するレジスタンスラインが重なる水準と、下値を支えた中期サポートラインのどちらを抜けるかがポイントになりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
世界の株価指数騰落率ランキング（週間）
（画像は2023年6月26日8時のもの）
JP225の騰落率は+ 0.08％、値幅は＋25円と、前週よりもプラスでのスタートとなりました。
また、米株価指数、米国債、金もプラスとなっており、景気減速懸念がありつつも、相場は全体的に値強い状態と考えられます。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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