NY株式サマリー(28日)=ダウ74ドル安と小幅に反落 ナスダック総合は2日続伸

市場概況
◆ダウ平均: 33852.66 -74.08 -0.22%
◆S&P500: 4376.86 -1.55 -0.04%
◆NASDAQ: 13591.75 +36.08 +0.27%

 28日のNY株式相場は高安まちまち。ECBフォーラムでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインフレ抑制のために金融引き締めを継続すると発言したことが上値の圧迫要因となったものの、ネットフリックス(+3.06%)やテスラ(+2.41%)、アルファベット(+1.56%)などハイテク・グロース株の一角は堅調に推移した。ダウ平均は朝方に170ドル安まで下落後、74.08ドル安(-0.22%)と小幅に反落して終了。一方、S&P500は0.42%安まで下落後、0.27%高まで上昇し、0.04%安とほぼ変わらずで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.44%安まで下落後、0.73%高まで上昇し、0.27%高と2日続伸して終了した。

 S&P500の11セクターはエネルギー、コミュニケーション、一般消費財、不動産の4セクターが上昇し、公益、素材、生活必需品、ヘルスケアなど7セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はセールスフォース、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが1%超上昇した一方、トラベラーズ、ホーム・デポが2%超下落し、ユナイテッドヘルス、インテルも1%超下落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.90%下落。米国が人工知能(AI)用半導体の中国向け輸出を制限することを検討と報じられたことでエヌビディアが1.81%安となった。

 引け後の動きでは、3-5月期の売上高と利益が市場予想を上回ったマイクロンが時間外で1%超上昇。FRBが発表した大手金融機関のストレステストの結果は、全23行が基準をクリアした。

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