市場概況
(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=144.67円(3日15時時点比△0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.82円(△0.20円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0908ドル(△0.0005ドル)
FTSE100種総合株価指数:7527.26(前営業日比▲4.27)
ドイツ株式指数(DAX):16081.04(▲66.86)
10年物英国債利回り:4.440%(△0.052%)
10年物独国債利回り:2.437%(△0.045%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 0.1% 0.3%
6月スイス製造業PMI 44.9 43.2
6月仏製造業PMI改定値 46.0 45.5
6月独製造業PMI改定値 40.6 41.0
6月ユーロ圏製造業PMI改定値 43.4 43.6
6月英製造業PMI改定値 46.5 46.2
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。中国や日本などアジア株式相場の上昇を背景にリスク・オンの円売り・ドル買いが先行すると一時144.91円と日通し高値を付けたものの、節目の145.00円に接近した場面では戻り売りなどが出たため上値が重くなった。前週末の高値145.07円がレジスタンスとして意識された面もあった。
NYの取引時間帯に入ると、6月米ISM製造業景況指数が46.0と予想の47.2を下回ったことが伝わり、米長期金利の低下とともにドル売りが進行。前週末の安値144.21円や6月29日の安値144.14円を下抜けて一時143.99円まで値を下げた。
ただ、日米金融政策の方向性の違いから押し目買いなどが入ると144.71円付近まで持ち直した。米長期金利が上昇に転じたことなども相場を下支えした。
・ユーロドルは底堅い動き。欧州勢がユーロ売り・ドル買いで参入すると一時1.0871ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.0835ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米ISM製造業景況指数の下振れをきっかけに全般ドル売りが加速すると一時1.0934ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると伸び悩んだ。
・ユーロ円は下値の堅さが目立った。日本時間夕刻に一時157.26円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。2時前には157.96円と日通し高値を付けた。
・ロンドン株式相場は小反落。前週末の米国株相場や本日のアジア株相場が上昇したことを受けて英株にも買いが先行したものの、終盤失速した。欧米の金融引き締め継続への警戒感が相場の重し。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われた半面、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた。
・フランクフルト株式相場は反落。前週末の米国株高や週明けのアジア株高の流れを引き継ぎ、独株にも買いが先行したものの、買い一巡後は次第に売りが優勢となり下げに転じた。欧米の金融引き締め継続への警戒感が相場の重し。個別ではコンチネンタル(3.85%安)やポルシェ(3.30%安)、シーメンス(2.46%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測を背景に独国債に売りが出た。
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ドル・円相場:1ドル=144.67円(3日15時時点比△0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.82円(△0.20円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0908ドル(△0.0005ドル)
FTSE100種総合株価指数:7527.26(前営業日比▲4.27)
ドイツ株式指数(DAX):16081.04(▲66.86)
10年物英国債利回り:4.440%(△0.052%)
10年物独国債利回り:2.437%(△0.045%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 0.1% 0.3%
6月スイス製造業PMI 44.9 43.2
6月仏製造業PMI改定値 46.0 45.5
6月独製造業PMI改定値 40.6 41.0
6月ユーロ圏製造業PMI改定値 43.4 43.6
6月英製造業PMI改定値 46.5 46.2
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。中国や日本などアジア株式相場の上昇を背景にリスク・オンの円売り・ドル買いが先行すると一時144.91円と日通し高値を付けたものの、節目の145.00円に接近した場面では戻り売りなどが出たため上値が重くなった。前週末の高値145.07円がレジスタンスとして意識された面もあった。
NYの取引時間帯に入ると、6月米ISM製造業景況指数が46.0と予想の47.2を下回ったことが伝わり、米長期金利の低下とともにドル売りが進行。前週末の安値144.21円や6月29日の安値144.14円を下抜けて一時143.99円まで値を下げた。
ただ、日米金融政策の方向性の違いから押し目買いなどが入ると144.71円付近まで持ち直した。米長期金利が上昇に転じたことなども相場を下支えした。
・ユーロドルは底堅い動き。欧州勢がユーロ売り・ドル買いで参入すると一時1.0871ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.0835ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米ISM製造業景況指数の下振れをきっかけに全般ドル売りが加速すると一時1.0934ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると伸び悩んだ。
・ユーロ円は下値の堅さが目立った。日本時間夕刻に一時157.26円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。2時前には157.96円と日通し高値を付けた。
・ロンドン株式相場は小反落。前週末の米国株相場や本日のアジア株相場が上昇したことを受けて英株にも買いが先行したものの、終盤失速した。欧米の金融引き締め継続への警戒感が相場の重し。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われた半面、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた。
・フランクフルト株式相場は反落。前週末の米国株高や週明けのアジア株高の流れを引き継ぎ、独株にも買いが先行したものの、買い一巡後は次第に売りが優勢となり下げに転じた。欧米の金融引き締め継続への警戒感が相場の重し。個別ではコンチネンタル(3.85%安)やポルシェ(3.30%安)、シーメンス(2.46%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測を背景に独国債に売りが出た。
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DZH Finacial Research
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