東京外国為替市場概況・15時 豪ドル、下落

市場概況
 4日午後の東京外国為替市場で豪ドルは下落。豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利4.10%の据え置きが決定されたが、4.35%への利上げも予想されていたことで、豪ドル/ドルは0.6687ドルから0.6642ドル、豪ドル円は96.70円から96.08円まで下落した。
 RBAは声明で、「インフレ率はピークを過ぎたが依然として高過ぎる。今後もしばらくはその状態が続くだろう。金融政策のさらなる引き締めが必要になるかもしれない」と述べ、インフレへの警戒感は保たれたままだった。

 ドル円は伸び悩み。15時時点では144.64円と12時時点(144.59円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。日経平均株価がマイナス圏で軟調に推移していることや午前中の鈴木財務相や神田財務官による円安牽制発言を受けて、144円台後半で伸び悩む展開となった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では157.59円と12時時点(157.68円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が軟調に推移していることで、上値が重い展開となった。
 
 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0895ドルと12時時点(1.0905ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の売りで、一時1.0894ドルまで下値を広げた。ポンドドルも1.2684ドルまで下値を広げた。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:144.43円 - 144.71円
ユーロドル:1.0894ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.59円 - 157.91円

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