東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下値広げる

市場概況
 12日の東京外国為替市場でドル円は下値広げる。10時時点では139.73円とニューヨーク市場の終値(140.21円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。9時過ぎには時間外の米債利回りが低下したことで、140.00円の節目を割り込んだ。その後の戻しも浅く、日経平均株価がマイナス転後に下げ幅を広げたこともドル円の重しになり、6月14日以来となる139.61円まで下値を広げた。東京仲値にかけてはドル買いに傾く場面もあったが、仲値通過後はすぐに頭が抑えられた。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1018ドルとニューヨーク市場の終値(1.1009ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル安で下値が支えられ小高く推移。もっとも、ユーロ円の売りや、昨日に昨年8月以来となる水準まで下げたユーロポンドの上値が重いことがユーロドルの抑えになり、値動きは限定的。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では153.97円とニューヨーク市場の終値(154.52円)と比べて55銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに総じて連れる展開になり、153.84円まで弱含んだ。なお、ポンド円も180.78円まで下押ししたが、本日はニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を発表することで、オセアニア通貨は一方的な売りにはならず、NZドル円は86円後半、豪ドル円は93円後半を中心にもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.61円 - 140.39円
ユーロドル:1.1004ドル - 1.1022ドル
ユーロ円:153.84円 - 154.60円

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