ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り限定

市場概況
 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが限定。2時時点では138.40円と24時時点(138.43円)と比べて3銭程度のドル安水準となった。米・中長期債利回りが低下幅を広げるのを眺め、5月22日以来の安値となる138.16円までドル売りが進んだ。大台前では買い戻す動きもみられたものの、米金利の低下基調が依然として重しに。戻りは日足一目均衡表・雲の上限が位置する138.45円付近までだった。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1131ドルと24時時点(1.1120ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。予想を下回った6月米消費者物価指数(CPI)を受けた動きが継続。一時1.1134ドルまでユーロ高ドル安が進んだ。またポンドドルも昨年4月以来の1.3000ドルまで買われた。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では154.06円と24時時点(153.94円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。ドル円が安値を更新したタイミングで153.70円台まで弱含むも、欧州株が堅調なまま終えたことを確認すると切り返す動きに。2時前には154.11円付近まで下値を切り上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.16円 - 140.39円
ユーロドル:1.1004ドル - 1.1134ドル
ユーロ円:153.49円 - 154.60円

OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り限定