中国の李克首相は12日、プラットフォーム企業を招いて座談会を開き、プラットフォーム経済規範の健全で持続的な発展をより促進する提案を聞き取った。美団（03690）、小紅書、アリババ集団（09988）傘下のアリババクラウド（アリババ）、字節跳動（バイトダンス）が運営するショート動画アプリ「抖音（ドウイン）」などの代表者が出席して発言した。ほかに、JDドットコム（09618）やピン多多（PDD）などが責任者による書面で意見を述べた。国営新華社が同日伝えた。

　李首相は、社会主義現代国家を全面的に建設する過程で、プラットフォーム経済には大きな可能性があると指摘。プラットフォーム企業が自信を持って前を向きつつ「内功」を鍛えて懸命に働き、「成長の悩み」を打ち破るよう努力し、発展をけん引して雇用の創出や国際競争において活躍するすることに期待を表明した。

　李首相は、政府機関が市場の公正な競争環境づくりに力を入れると強調。プラットフォーム企業とコミュニケーションをとる常態的な仕組みを構築し、企業が直面する問題と要望をタイムリーに把握して関連する政策と措置を改善し、プラットフォーム経済の健全で持続可能な発展を推し進める考えを示した。 

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