昨日(2023年7月13日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):34375.5(-15.0)< -0.04%>
US100(米国100株価指数):15575.2(+240.6)<+1.57%>
US500(米国500株価指数):4509.5(+28.7)<+0.64%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月13日には、米国の卸売物価指数(PPI)が発表されたものの、コア指数は市場の予想を下回るわずかな上昇にとどまりました。
7月12日に発表された米消費者物価指数(CPI)に続き、PPIでも物価上昇圧力が鈍くなっていることが共有され、FRBの利上げ政策が間もなく終わるという予想が強まりました。
その結果として、米国株は全体的に上昇の動きとなっています。
また、同じく7月13日に発表された新規失業保険申請件数は、2週間ぶりの改善となって、労働市場の底堅さが示される結果となりました。
セクター別に見ていくと、ハイテク関連株が全体的に上昇となっており、超大型テクノロジー株を中心に構成されるFANG+指数は2.7%の上昇で、終値ベースで過去最高値となりました。
また、半導体株も大幅な上昇になりました。
個別で見ていくと、エヌビディアは取引時間中に一時的な過去最高値を記録しました。
アルファベット(グーグル)は、対話型人工知能の「Bard(バード)」を、欧州とブラジルでも展開すると発表したことで、4.7%の上昇となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年7月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、一時的に上昇するものの反落し、上ヒゲを伸ばした陰線の形で確定、前々日より少し高値を切り下げました。
平均足は陽線でその上にローソク足が位置しているため、大局は上昇トレンドと判断できそうです。
ただし、直近の高値も安値も水平線が意識されそうで、レンジ相場を形成しているともいえる状況です。
<1時間足チャート分析>
長期と中期のレジスタンスラインが重なっている水準からの下降局面ともいえ、長く陽線が続いていた平均足も陰転しつつあり、ローソク足が平均足より安い位置にあります。
このまま下落していく場合、行く手を阻む強力なサポートラインまで値幅がある状況です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年7月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、明確に高値を更新して引けました。
短い上ヒゲが出て多少は反転したものの、実体部分の方が明らかに長い大陽線の形状で、上昇の勢いを感じさせます。
平均足も陽連中で、なおかつ実体部分が長くなりつつあり、ここからも上昇の力が強まっていることを確認できます。
<1時間足チャート分析>
長期、中期、短期のレジスタンスラインを次々にブレイクする強力な上昇トレンドが発生しています。
陽線が続く平均足のさらに上をローソク足が先行しており、両者の位置関係からも上昇トレンドと見なすことができます。
さらに上昇していくためには、目先の短期レジスタンスラインを超えていく必要があります。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年7月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前々日に更新した高値を、さらに更新する動きとなりました。
平均足は依然として陽線が連続出現中、その上をローソク足が推移していて、上昇トレンド継続と見なすことができます。
高値更新でフィボナッチが新たに引き直されているので、押し目の目安もそれに伴って変化しています。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスライン突破後は、勢いを増して中期、短期のレジスタンスを次々に突破して上昇トレンドが継続しています。
平均足は綺麗に陽線続きで、そのさらに上をローソク足が先行する位置関係からも、上昇トレンドと判断ができそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月14日7時55分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
現時点での前週比騰落率1位はSING30で、それにUS2000が続く形となっています。
全体的にリスクオンの流れとなっており、他の米国株価指数でいえばUS100が6位にランクイン、値幅が+523.6、騰落率が+3.48%でした。
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OANDA Lab編集部
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