東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

市場概況
 14日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では137.68円とニューヨーク市場の終値(138.05円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。一時360円超高まで上昇した日経平均が三桁の下げ幅まで弱含むと、リスク回避の円買いが優勢となり137.74円まで下落した。本日は3連休前の実質5・10日(ゴトー日)ということもあり、東京仲値にかけてのドル買いの思惑もあり一時138円台に戻す場面もあったが上値は重く、仲値通過後の10時過ぎには137.63円まで弱含んだ。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.1222ドルとニューヨーク市場の終値(1.1226ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りが重しとなり1.1214ドルまで小幅に下押ししたが、対円でのドル売りが支えになりもみ合い。
 なお、豪ドル/ドルは0.6876ドルまでじり安。チャーマーズ豪財務相がロウ豪準備銀行(RBA)総裁の後任として、ブロック現RBA副総裁を指名した。市場ではブロック氏がロウ氏よりもハト派なのではないかとの意見も豪ドルの重しになった。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では154.52円とニューヨーク市場の終値(154.99円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。本邦株式市場が軟調な動きを見せていることで、ユーロ円は軟調に推移し154.48円まで下値を広げた。また、ポンド円は180.58円、豪ドル円は94.65円まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.63円 - 138.11円
ユーロドル:1.1214ドル - 1.1230ドル
ユーロ円:154.48円 - 155.02円

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