市場概況
(14日終値:15日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=138.79円(14日15時時点比△0.96円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=155.92円(△1.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1234ドル(△0.0015ドル)
FTSE100種総合株価指数:7434.57(前営業日比▲5.64)
ドイツ株式指数(DAX):16105.07(▲35.96)
10年物英国債利回り:4.444%(△0.022%)
10年物独国債利回り:2.512%(△0.027%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月独卸売物価指数(WPI、前月比) ▲0.2% ▲1.1%
6月スイス生産者輸入価格(前月比) 0.0% ▲0.3%
5月ユーロ圏貿易収支
季調済 9億ユーロの赤字 80億ユーロの赤字・改
季調前 3億ユーロの赤字 117億ユーロの赤字
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。今週発表の米インフレ指標の下振れを受けて、米金融引き締め長期化観測が後退する中、アジア市場では一時137.25円と約2カ月ぶりの安値を付けた。
ただ、欧米市場に入ると買い戻しが優勢となった。7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が72.6と予想の65.5を上回ったほか、消費者の期待インフレ率が予想を上回ったこともドル買いを促し、23時過ぎに一時139.16円と日通し高値を更新した。
なお、消費者の期待インフレ率は1年先が3.4%と前月の3.3%から上昇し、予想の3.1%を上回ったうえ、5年先も3.1%と予想の3.0%と予想より強い内容となった。
・ユーロドルはもみ合い。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行すると、一時1.1204ドルと日通し安値を付けたものの、欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測が根強い中、下押しは限定的だった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長引くとの観測が一段と後退する中、18時過ぎには1.1245ドルと昨年2月以来1年5カ月ぶりの高値を更新した。ただ、そのあとは1.12ドル台前半から半ばでのもみ合いに終始した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスもアジア時間に一時99.58と昨年4月以来1年3カ月ぶりの安値を付けたものの、海外市場に入ると下げ渋った。
・ユーロ円は堅調だった。ドル円の上昇につれた買いが優勢になると一時156.14円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は5日ぶりに小反落。前日まで4日続伸した反動で利食い売りなどが出た。ただ、指数は小幅ながら上げる場面もあった。原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりした。ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株も軟調だった。
・フランクフルト株式相場は6日ぶりに反落。前日まで5日続伸した反動で利食い売りが優勢となった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。個別ではブレンターク(3.19%安)やBASF(2.30%安)、コメルツ銀行(1.65%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。
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ドル・円相場:1ドル=138.79円(14日15時時点比△0.96円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=155.92円(△1.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1234ドル(△0.0015ドル)
FTSE100種総合株価指数:7434.57(前営業日比▲5.64)
ドイツ株式指数(DAX):16105.07(▲35.96)
10年物英国債利回り:4.444%(△0.022%)
10年物独国債利回り:2.512%(△0.027%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月独卸売物価指数(WPI、前月比) ▲0.2% ▲1.1%
6月スイス生産者輸入価格(前月比) 0.0% ▲0.3%
5月ユーロ圏貿易収支
季調済 9億ユーロの赤字 80億ユーロの赤字・改
季調前 3億ユーロの赤字 117億ユーロの赤字
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。今週発表の米インフレ指標の下振れを受けて、米金融引き締め長期化観測が後退する中、アジア市場では一時137.25円と約2カ月ぶりの安値を付けた。
ただ、欧米市場に入ると買い戻しが優勢となった。7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が72.6と予想の65.5を上回ったほか、消費者の期待インフレ率が予想を上回ったこともドル買いを促し、23時過ぎに一時139.16円と日通し高値を更新した。
なお、消費者の期待インフレ率は1年先が3.4%と前月の3.3%から上昇し、予想の3.1%を上回ったうえ、5年先も3.1%と予想の3.0%と予想より強い内容となった。
・ユーロドルはもみ合い。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行すると、一時1.1204ドルと日通し安値を付けたものの、欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測が根強い中、下押しは限定的だった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長引くとの観測が一段と後退する中、18時過ぎには1.1245ドルと昨年2月以来1年5カ月ぶりの高値を更新した。ただ、そのあとは1.12ドル台前半から半ばでのもみ合いに終始した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスもアジア時間に一時99.58と昨年4月以来1年3カ月ぶりの安値を付けたものの、海外市場に入ると下げ渋った。
・ユーロ円は堅調だった。ドル円の上昇につれた買いが優勢になると一時156.14円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は5日ぶりに小反落。前日まで4日続伸した反動で利食い売りなどが出た。ただ、指数は小幅ながら上げる場面もあった。原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりした。ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株も軟調だった。
・フランクフルト株式相場は6日ぶりに反落。前日まで5日続伸した反動で利食い売りが優勢となった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。個別ではブレンターク(3.19%安)やBASF(2.30%安)、コメルツ銀行(1.65%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。
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DZH Finacial Research
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