日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):JP225は続伸。気迷い感が強まる中、上と下のどちらに向かうか(2023年7月19日)

マーケットレポート

昨日(2023年7月18日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32549(+400)<+1.24%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

7月18日のJP225は続伸。
前日よりも400円の大幅上昇となりました。
日本株は銀行業、電気機器、輸送用機器が主に買われ、サービス業、石油・石炭製品、鉱業などが主に売られました。
前日の米国株式の上昇を好感し、買いが入ったと考えられます。
7月17日に中国が発表した第2四半期のGDPの伸びが市場予想を下回ったことを受け、中国の景気後退懸念が強まりましたが、この懸念はある程度織り込まれているとの声もあり、下値は堅調に推移しました。
また、今月の27日〜28日に開催される日銀の金融政策決定会合で、現在の金融緩和を修正するかに関心が集まっており、目先のメインイベントになりそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月19日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

2日連続で陽線をつけ、先週金曜日に大きく下げた分を戻した形です。
ローソク足は平均足の実体と重なる水準で引けています。
平均足は陰連を続けているものの、実体は短く上下にヒゲが伸びており、気迷い感を強めています。
平均足を明確に上抜けられるか、頭を押さえられて下落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

直近のレンジ上限を勢いよくブレイクしたあと、大陰線をつけてレンジ内に戻りましたが、平均足付近で反発する形で再度上昇に転じました。
現在はその上昇も一服しており、高値圏で小幅推移している状況です。
平均足は実体が長く上ヒゲのみを出している形状で、上昇圧力の強さを示唆しています。
目先は、一つ前の上昇波動でつけた高値にトライし、更新できるかどうかがポイントになりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月19日8時のもの)

JP225の騰落率は+1.43%、値幅は+460円で、JP225は前週比で大幅に上昇しています。
また、JP225だけでなく、米国株価指数、米国債券、金と全ての項目の騰落率と値幅が前週よりもプラスになっており、リスクオンの傾向を見せています。
米ドル/円も前週よりもやや円安となっています。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):JP225は続伸。気迷い感が強まる中、上と下のどちらに向かうか(2023年7月19日)