19日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。10時時点では138.90円とニューヨーク市場の終値（138.83円）と比べて7銭程度のドル高水準だった。昨日の植田日銀総裁の発言を背景とした円売りの流れを引き継ぎ、一時139.19円と昨日の高値を上回った。ただ、139円台では引き続き上値が重く、大幅続伸した日経平均への反応も限られ、買いが一服すると138.80円台に押し戻された。

　ユーロ円は底堅い。10時時点では155.98円とニューヨーク市場の終値（155.89円）と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ156.26円まで上値を伸ばした後は上昇が一服するも、株高も支えに156円前後で小じっかり。

　ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.1229ドルとニューヨーク市場の終値（1.1229ドル）とほぼ同水準だった。新規の手がかりが乏しいなか、1.1230ドル前後でこう着相場が続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：138.77円　-　139.19円
ユーロドル：1.1225ドル　-　1.1233ドル
ユーロ円：155.84円　-　156.26円

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