昨日（2023年7月20日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：2.695（+0.109）＜+4.22％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
昨日のNATGAS価格は上昇しました。
米EIA（エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比で41bcf（10億立方フィート）の増加となりました。
これは市場の事前予想よりも少なく、NATGAS価格は上昇で反応しました。
また、テキサス州を中心とする地域で記録的な高温が継続しており、これも価格上昇要因になりました。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2023年7月21日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年7月21日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
売り買いが拮抗していた中で、昨日は大陽線を作り平均足の実体の上に抜け出した形です。
この上昇にともなってフィボナッチが引き直されています。
直近の平均足は陽線に変わり、実体が極端に短く上下に長いヒゲを出しており、トレンド転換を示唆しています。
目先は、この上昇の勢いを維持して直近高値にトライするかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
中期のレジスタンスラインとサポートラインの間でのもみ合いを抜け出し、上昇トレンドに移行しました。
現在はその上昇が一服し、長期レジスタンスラインまで押し戻されて小幅に推移している状況です。
陽転した平均足は実体が長く、上ヒゲのみを伸ばす形状で、上昇圧力の強さを表しています。
目先は、長期レジスタンスラインで反発して上昇トレンドに回帰するかがポイントになりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基減少し、537基になりました。
5週連続で数を減らしており、減少トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から2基減少して133基となりました。
2週ぶりの減少ですが、中長期的には減少傾向が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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