日経平均サマリー(24日午前)

市場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発 東京製鉄がストップ高

 24日の日経平均は3日ぶり大幅反発。前引けは396円高の32700円。円安進行を好感して、寄り付きから300円を超える上昇。各種報道から日銀会合では金融政策の修正が見送られるとの見方が強まったことを手がかりに、金利低下の恩恵を受ける不動産株や、円安進行が追い風となる自動車株などに強い動きが見られた。指数は一気に水準を切り上げた分、寄った後の動きは限られた。ただ、大きな失速がなかったこと、前引けにかけて強い動きが見られたことなどから、32700円台に乗せて前場の取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆5300億円。業種別では鉄鋼、鉱業、輸送用機器などが強い動き。下落は銀行と海運の2業種のみで、水産・農林の上昇が限定的となっている。東京製鉄がストップ高。1Qが大幅な増益となり、上期および通期の見通しも上方修正されたことが好感された。半面、電通国際情報サービスが大幅安。上期の見通しを上方修正したものの、1Q実績からは上振れが濃厚とみられていただけに、サプライズに乏しい内容と受け止められた。


日経平均
 32700.71 +396.46
先物
 32710 +440
TOPIX
 2280.88 +18.68

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