東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、弱含み

市場概況
【訂正:ユーロドルとドル円の大台を訂正します】

 24日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。17時時点では1.1081ドルと15時時点(1.1126ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準だった。スペイン選挙明け後の同国株IBEX35指数は、選挙結果を受けて大幅安ではじまった。一方、欧州債券市場は小幅に売られて始まった(利回りは上昇した)ことで、16時過ぎにはユーロドルは1.1147ドルまで上がり日通し高値を更新した。しかし、徐々に利回りは低下傾向を辿り、その中で発表された仏・独・ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回ると、欧州金利の低下に連れてユーロドルは1.1075ドルまで弱含んだ。
 なお、PMIはほぼ全ての欧州国の全業種で市場予想を下回ったが、独製造業PMIは38.8まで大幅に悪化したことで、独10年債利回りは2.48%台から2.40%台まで急低下した。

 ドル円は方向感がない。17時時点では141.42円と15時時点(141.56円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。欧州債利回りの動きに連れて、時間外の米10年債利回りも3.85%台から3.81%台まで低下し、ドル円もこの動きに歩調を合わせ141.23円まで下押しした。その後、欧州通貨のドル買いが支えになり141.50円台を回復するなど方向感のない動き。

 ユーロ円も弱含み。17時時点では156.70円と15時時点(157.58円)と比べて88銭程度のユーロ安水準だった。欧州PMIの結果を受けてユーロドルが軟調推移したことで156.53円まで弱含んだ。また、ユーロポンドは0.8620ポンド、ユーロスイスフランは0.9610フランまでじり安。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.23円 - 141.81円
ユーロドル:1.1075ドル - 1.1147ドル
ユーロ円:156.53円 - 157.81円

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