香港株サマリー(24日)

市場概況
大幅反落、19000ポイント割り2週間ぶり安値

 週明け24日の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反落。終値は前営業日比2.13%安の18668.15ポイントだった。中国企業指数は2.24%安の6271.03ポイント。メインボードの売買代金は概算で935億HKドル。

 ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の19000ポイントを割り、終日マイナス圏で軟調に推移した。米国で25-26日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるとあって、様子見ムードが広がった。中国政府による景気対策への期待は根強いものの、中国の不動産セクターの流動性リスクなども警戒され、相場の重しとなった。指数は後場に入って下げ幅を拡大すると、終値は10日以来、2週間ぶり安値だった。

 ハンセン指数構成銘柄では、碧桂園服務(06098)が17%超下落したほか、碧桂園(02007)と龍湖集団(00960)が8%超下落するなど本土不動産株が大きく売られた。中国中信(00267)や信義ガラス(00868)、申洲国際集団(02313)も売られた。半面、6月の電力販売量が2%増だったと発表した華潤電力控股(00836)が買われたほか、翰森製薬(03692)も高かった。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.18%安の4015.08ポイント。万国数拠(09698)や百度(09888)、SMIC(00981)が下落率上位。2023年6月中間決算で55-65%減益となる見通しを明らかにした瑞声科技(02018)は1.60%安。上昇は蔚来集団(09866)とBYDエレクトロニック(00285)の2銘柄のみだった。

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