昨日(2023年8月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:82.202(+0.403)<+0.49%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日続伸しました。
昨日は中国PMI(Caixin製造業購買担当者景気指数)や米ISM(製造業景況指数)などが発表され、市場予想よりも不調な数字でした。
これらを受けて、USOIL価格は軟調に推移しました。
しかし、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ1,540万バレルの減少となりました。
市場予想を大幅に上回る減少幅だったことを受けて、USOIL価格は急騰し、前日終値を上回って1日の取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年8月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上昇を続け、下落前の高値水準まで到達しました。
ローソク足には長い下ヒゲが連続しており、上昇の圧力が見て取れます。
平均足は陽連中で、長い上ヒゲをつけており、買い優勢の状態が続いています。
目先は、上昇の勢いを保ったまま、下落前の高値を更新できるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的に平均足を下抜くも、底値は堅く、長い下ヒゲをつけて反発。
大陽線をつけて上昇し、直近高値を更新しました。
陰連していた平均足は陽転し、ローソク足が平均足を上抜いたことから、買いに勢いが出ていることが分かります。
このまま上昇を続けられるかに注目です。
下落する場合は、中期のレジスタンスラインとなっていた水準で反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
7月28日の米国の原油リグ稼働数は529基で、2023年5月以降、減少傾向が続いています。
その一方で、WTI原油価格は反発し、80ドル台まで上昇しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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