昨日(2023年8月1日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):35629.5(+43.5)<+0.12%>
US100(米国100株価指数):15724.4(-59.8)<-0.38%>
US500(米国500株価指数):4578.3(-19.1)< -0.42%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
US30は上昇を見せたものの、US100、US500は反落しています。
7月の米サプライ管理協会(ISM)製造業購買担当者景況指数(PMI)が、市場の予想を少し下回り、6月の雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人数が2か月連続で減少しました。
これらから、景気後退への警戒感が出て相場はいったんはマイナス圏に沈んだものの、その後は底堅い展開が続きました。
今週は、IT大手のアップル、アマゾン・ドット・コムの四半期決算が控えており、金曜日には米国の雇用統計の発表も予定されているため、様子見ムードも広がっています。
個別で見ていくと、配車大手のウーバー・テクノロジーズは、第2四半期の売上高が市場予想を下回ったことで5.7%の下降となりました。
また、製薬大手のファイザーは、新型コロナウイルスのワクチンと治療薬の販売低迷が響き、第2四半期の売上高が市場予想を下回ったため、不安定な動きとなり小幅安となりました。
建設機械大手キャタピラーは、4~6月期決算が好調で、1株あたりの利益、売上高ともに市場予想を上回りました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年8月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
最高値に迫る勢いの陽線で、上下にヒゲを伸ばす実体部が短い形状だったもののこれで3連騰となりました。
平均足は陽線が続いているだけでなく、実体部が長く、下ヒゲが見えない形です。
さらにローソク足がその上に並んでおり、大局は上昇トレンドと見て良さそうです。
<1時間足チャート分析>
1時間足で見ると、乱高下が続いている展開です。
ローソク足と平均足が何度も交差し、平均足の色も頻繁に変化しており、目先はトレンドレスな相場であると解釈できそうです。
現在は長期のレジスタンスライン、サポートラインの間での値動きですが、目先は中期のレジスタンスライン、サポートラインのどちらを目指していくかがポイントになりそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年8月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値圏からの反落となり、再び平均足の上ヒゲの領域にローソク足が入り込みました。
平均足は見渡す限りずっと陽線が続いており、大局は上昇トレンドと考えることができます。
平均足がサポートになり反発するか、このまま平均足を割り込んでいくかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインがあり、近い水準に中期のレジスタンスラインが複数並ぶ水準で上昇を阻まれて下降しました。
これに伴って、平均足の色も陰線に転換しましたが、そこから反発して平均足の上にローソク足が飛び出しました。
このような動きであるため、目先のトレンドは不透明と考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年8月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、直近の高値を更新できずに反落して陰線で引けました。
現在の高値圏では陽線と陰線が入り交じって出現し、もみ合うような展開になりつつあります。
ただし平均足は長い期間陽連中で、形状からも上昇の勢いを感じさせます。
ローソク足>平均足の位置関係からも、大局は上昇トレンドが継続していると見られます。
<1時間足チャート分析>
ローソク足が長い陰線を連続して、陽線だった平均足を一気に下に抜け、続いて平均足も陰転しました。
その後いったんもみ合ってから、平均足に沿って下落するような動きになっています。
俯瞰すると、長期のレジスタンスライン、サポートライン間の値動きであり、どちらを目指していくかが今後のポイントになりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年8月2日7時45分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位はUS30で、前週比の値幅が+124.5、騰落率が+0.35%でした。
US2000がこれに続いているものの、ランキング全体でプラス推移の銘柄は4つしかなく、世界的には株安傾向になっています。
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。