昨日(2023年8月3日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が継続しました。
1日(火)に豪準備銀行(中央銀行)が市場予想に反して政策金利を据え置き、それ以来の円高トレンドが継続しています。
また、午後には金融市場の不安定さを受けて円が主要通貨に対して強くなり、豪ドル円の円高が進行しました。
なお、深夜になって反発する局面も見られましたがトレンドを変えるまでに至らず、円高トレンドのまま1日の取引を終えました。
本日(2023年8月4日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月4日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、92円付近に厚い買い注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これが注目されている模様です。
また、93円台後半に厚い買い注文があります。
この水準あたりにはレジスタンスラインを確認でき、これが意識されている模様です。
その一方、93円台半ばに厚い売り注文があります。
現在値付近であり、現在の円高トレンド継続を想定した注文の可能性があります。
また、96円付近にも厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近であり、このラインが注目されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのはドル円、ユーロ円およびポンド円です。
また、ポンドドルとも相関関係になっています。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月4日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は午後にマイナスになる場面がありましたが、夕刻以降は大幅プラスとなり、それ以降もプラス圏を維持しました。
豪ドルはゼロを挟んだ動きとなり、夕刻以降はマイナス圏での推移が多くなりましたが、日付が変わるとプラス圏での動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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