昨日(2023年8月7日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安になりました。
先週金曜日のユーロ円は値動きが穏やかとなり、昨日も引き続き横ばいで推移しました。
要人発言が乏しかったことも、値動きがない原因になった可能性があります。
なお、ドイツで鉱工業生産が発表され、市場予想よりも弱い結果となりましたが、特に材料視されることはありませんでした。
その後、深夜になると欧米各国の株価が上昇してリスクオンのムードとなり、ユーロ円も円安になりました。
本日(2023年8月8日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月8日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円台後半の買い注文が厚くなっています。
この水準は直近のサポートライン付近であり、このラインが注目されている模様です。
また、157円台前半の買い注文も厚くなっています。
レジスタンスライン付近で発注されており、ユーロ円の上昇を想定した注文だと考えられます。
その一方、売り注文は155円付近で厚くなっています。
この周辺にはサポートラインがあり、これを意識した注文の模様です。
また、155円台半ばの売り注文も特に厚くなっています。
サポートライン辺りに位置しており、このラインからの下抜けを想定している可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはドル円、ポンド円、豪ドル円、そしてポンドドルでした。
また、ユーロドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、豪ドル米ドルとは弱い逆相関関係になりました。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月8日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は午前中にマイナス圏に沈んだ後、安定的に推移しました。
その後、日付が変わる頃になるとマイナス幅がさらに拡大する展開になりました。
ユーロはマイナス幅を徐々に拡大する動きとなった後、日付が変わる頃になるとゼロに近づく場面もありました。
しかし、1日を通してマイナス圏での動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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