昨日（2023年8月9日）の日本株価指数225振り返り
- 終値：32067（-122.5）＜-0.38％＞
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
8月9日のJP225は続落。
約122円ほど下落しました。
米国株で地方銀行の格下げによる金融銘柄の売り圧力が強まった流れを受け、日本株にも売りが出たようです。
また、本日夜間に米消費者物価指数（CPI）の発表を控え、11日は祝日で東京市場が休場となることもあり、ポジション調整による売りも下落要因になっていると考えられます。
一方で、押し目買いの銘柄を物色している動きもあるようで、一定の底堅さが見られます。
米CPIの結果によっては連休明けに大きく動く可能性があるので、注意が必要です。
【JP225(日本株価指数225)】本日（2023年8月10日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年8月10日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
価格は平均足の下側で小幅に推移している状態です。
平均足の下ヒゲがレジスタンスラインとなっており、上値が重い展開です。
平均足は陰連していますが、上下に長いヒゲが伸びていることから、大局は方向性のない状態と考えられます。
目先は上と下のどちらに放れるかです。
上に向かう場合は平均足をブレイクできるか、下に向かう場合は直近安値の水準を下抜けられれば明確な方向感が出そうです。
＜1時間足チャート分析＞
方向感のない状態の中、大陰線をつけ、直近安値を更新しました。
反発したものの、平均足に頭を押さえられている状態です。
平均足は上下にヒゲを出し、ローソク足とも絡み合っており、大局はもみ合いを示しています。
目先は、平均足を上抜いて、その上に並んでいる複数のレジスタンスラインを試していけるかです。
下に向かう場合は、直近安値に引かれたサポートライン、さらに下にある長期のサポートラインが目安になりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
世界の株価指数騰落率ランキング（週間）
（画像は2023年8月10日8時のもの）
JP225の騰落率は+0.8％、値幅は+253.5円と、前週よりも上昇しています。
一方で、金は前週よりも大きく下落しています。
米ドル/円は143円台で推移しており、前週よりも約1.8円ほど円安に動いています。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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