ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円はほぼ変わらず。現在値付近は売り注文が多い(2023年8月16日)

FXレポート

昨日(2023年8月15日)のドル円動向振り返り

ドル円は前日比でほとんど変わらず、ごくわずかに円安でした。
昼までは値動きの乏しい展開となりましたが、夕刻になると米金利上昇を受けて円安になる場面がありました。
夜になると各種指標が発表され、米小売売上高は市場予想を上回る一方で、ニューヨーク連銀製造業景気指数は大幅マイナスとなりました。
これを受けてドル円は乱高下し、円高がやや優勢になりました。
その後、日付が変わる頃になると米長期金利が上昇に転じ、これを受けてドル円は反発しました。

本日(2023年8月16日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年8月16日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、143円付近に厚い買い注文があります。
この水準にはサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
また、145円台後半にも厚い買い注文を確認できます。
直近のレジスタンスライン付近に位置しており、ドル円がさらに上昇することを想定した注文の模様です。

その一方、145円台半ばに特に厚い売り注文が発注されています。
これは現在値付近であり、ドル円の反落を見込んだ注文だと考えられます。
また、146円付近にも厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、このラインが注目されている模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月16日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係になったのはユーロ円です。
また、ポンド円とは弱い相関関係になりました。
その一方、弱い逆相関関係になったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月16日7時のもの)

直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は夕刻にかけてマイナス幅をやや広げましたが、その後は反転し、最終的にプラス圏で1日の取引を終えました。
ドルはプラスとマイナスを行ったり来たりする展開になり、最終的にプラスになりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円はほぼ変わらず。現在値付近は売り注文が多い(2023年8月16日)