昨日(2023年8月16日)のドル円動向振り返り
昨日のドル円は円安になりました。
日中から夕刻にかけて値動きが乏しい展開でしたが、夜になって米国の長短金利が上昇したのを受けて、円安になりました。
また、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が公開され、インフレの上振れリスクへの警戒が示されました。
これは将来的な政策金利引き上げの可能性を示唆しており、ドル円の上昇を支援しました。
なお、米国で住宅着工件数(前月比)と鉱工業生産が発表されて市場予想よりも強い数字となり、米経済の堅調さを示す結果となりました。
本日(2023年8月17日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月17日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、143円付近に特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、140円台後半から144円台半ばにかけて、厚い買い注文を確認できます。
ドル円は円安トレンドになっており、これに注目した注文の可能性があります。
その一方、145円台前半に厚い売り注文があります。
直近のサポートライン付近に位置しており、これに注目した注文だと考えられます。
また、146円台半ばにも厚い売り注文が発注されています。
直近高値付近の注文であり、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係になったのはユーロ円とポンド円です。
また、ポンドドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、強い逆相関関係になったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月17日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はゼロを中心に推移したものの、夕刻以降はマイナス幅を広げる展開になりました。
ドルは夕刻にかけて徐々にマイナス幅を広げたものの、上昇に転じて深夜以降はプラス圏で推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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