昨日（2023年8月23日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：78.966（-1.110）＜-1.39％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3日続落しました。
原油需要減退の懸念は本日も続き、USOIL価格の下落要因になりました。
また、米PMI（購買担当者景気指数）が発表され、サービス部門、製造業、総合いずれも市場予想を下回り、USOILの売りに拍車をかけました。
その後、米EIA（エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ614万バレルの減少となりました。
これを受けて市場は買いで反応しましたが、価格下落分を打ち消すことはできませんでした。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年8月24日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年8月24日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
3営業日連続で陰線をつけ、直近安値を更新しました。
ただし、ローソク足は長い下ヒゲをつけており、直近安値水準では買い圧力が強まっているようです。
平均足は実体と下ヒゲが長くなりつつあり、売りの勢いが大きくなっていることを示しています。
目先は下落を続けるか、反発して平均足の水準まで戻すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
陰線を連続させて、長期のサポートラインを下抜きました。
一度は平均足まで反発するも売り圧力が強く、再び直近安値を目指して下落している状態です。
平均足は陰連し、長い下ヒゲが出ていることから、売り優勢の状況です。
このまま下落を継続させ、安値を切り下げていくかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
8月18日時点の米国の原油リグ稼働数は520基で、前週から5基減少しました。
8月23日に発表された米国のPMI（購買担当者景気指数）が市場予想を下回る水準となったことで、USOILの売りに拍車をかけたようです。
8月23日のWTI原油の終値は節目の80ドルを下抜いた78ドル台となりました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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