天然ガス見通し (市況ニュース) :NATGASは反発。日足チャートで再びレンジ相場を形成するか(2023年8月25日)

マーケットレポート

昨日(2023年8月24日)の天然ガス動向振り返り

  • 終値:2.524(+0.052)<+2.10%>

※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

NATGAS価格は反発しました。
前日までの続落を受けて、昨日のNATGAS価格は軟調な推移となりました。
その後、米EIA(エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で18bcf(10億立方フィート)の増加となりました。
これは市場予想を下回る数字であり、市場は買いで反応して価格が急騰しました。

【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月25日)のチャートテクニカル分析

【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月25日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

直近安値を一時的に下回ったものの、下ヒゲを伸ばした陽線で引けました。
レンジ相場のサポートラインで反発した形になっています。
平均足は頻繁に色を変え、実体は短く上下にヒゲを伸ばしており、相場の気迷いを示しています。
再度のレンジ相場での推移が考えられ、目先は底堅さが確認されるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

明確な下降トレンドが発生している中で、大陽線が立って一気に下げ幅を回復しました。
その動きに伴い、平均足は陽線へ転換し、実体と上ヒゲを拡大する展開となっています。
とはいえ、直近はレジスタンスラインに頭を押さえられて反落しており、もう一度レジスタンスラインに向かって上昇するかどうかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基減少し、520基になりました。
直近10週間で増加した週がなく、減少トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から6基減少して117基となりました。
直近6週間で増加した週がなく、こちらも減少トレンドが続いています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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