昨日(2023年8月29日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安になりました。
中国での住宅ローン金利引き下げ報道が伝わり、株価対策の施策と合わせて中国の景気回復への期待が集まっています。
豪州は中国経済と結びつきが強いとされ、中国での各種施策が豪ドル買いをけん引した可能性があります。
また、豪州の株価指数が堅調に推移したことも、豪ドル円の円安トレンド維持に寄与しました。
なお、日本で失業率と有効求人倍率が発表されましたが、豪ドル円は特段の反応を示しませんでした。
本日(2023年8月30日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月30日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、92円台後半から94円台前半にかけて買い注文が厚くなっています。
直近のレンジ相場全体で発注されており、買い方の買い意欲が分かります。
また、その中でも93円台半ばの買い注文が特に厚くなっています。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、94円台半ばに厚い売り注文が発注されています。
直近のレジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、95円ちょうど付近にも厚い売り注文があります。
上位足チャートで確認すると、この付近にはレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月30日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係になったのは豪ドル米ドルです。
また、弱い相関関係になったのはユーロ円、ユーロドル、そしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月30日7時のもの)
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円は日中から夜にかけて徐々に弱くなったのち、日付が変わる頃にゼロ付近まで戻しました。
豪ドルは午前中や夜の時間帯にマイナスになる場面があったものの、おおむねプラス圏での推移となりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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