日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):上昇が続くも、買われすぎ感からの売り圧力が強まっている (2023年8月31日)

マーケットレポート

昨日(2023年8月30日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32365.1(-49.9)<-0.15%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

8月30日のJP225は小反落。
約50円ほど下落しました。
日本株は銀行業、機械、証券・商品先物取引業が主に買われ、海運業、小売業、空運業が主に売られました。
ジャクソンホール会議を無風で通過したことで、自律反発を狙った買いが入っていたものの、買われすぎ感からの売り圧力が強まっているようです。
明日9月1日は米雇用統計の発表が予定されていますが、ADP雇用者数が市場予想よりも弱い数字となったことで、にわかに警戒感が出ています。
大きく動く材料となる可能性もあるため、注意が必要です。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月31日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月31日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下に長いヒゲをつけた十字線で引けました。
売り方と買い方がほぼ拮抗している状況です。
平均足は実体が短く、上下にヒゲを伸ばしており、方向性のないことを示しています。
目先は、このまま平均足の上で推移できるかです。
下落する場合は、平均足の上ヒゲの水準がサポートラインとなりそうです。

<1時間足チャート分析>

直近高値を更新後に売り圧力が強まり反落。
ローソク足はいったん平均足を下抜くものの反発し、再び平均足を上抜きました。
平均足は陰連から陽連に転換しており、買いの勢いが強まっていることを示しています。
直近高値を目指して上昇を続けられるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年8月31日8時のもの)

2023年8月31日8時時点のJP225の騰落率は前週比で+1.67%、値幅は+532円となりました。
日本株は買いの勢いが続いている状況です。
また、米国株価指数、米国債券、金の全てが引き続き前週比でプラスとなっています。
米ドル/円はややマイナスとなっており、146円台で推移している状況です。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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問い合わせ先:お問い合わせフォームから


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