昨日(2023年9月5日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安になりました。
日中は特段の材料がなかったこともあり、緩やかな推移となりました。
夕刻になり、ユーロ圏と独仏でPMI(サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、全体として市場予想よりやや弱い結果になりました。
また、独仏の株価指数が軟調に推移したこともあり、ユーロ円は円高になりました。
その後、欧州株式市場の復調とともにユーロ円は円安トレンドに戻っています。
なお、深夜にナーゲル独連銀総裁から金利に関する発言がありましたが、市場は特段の反応を示しませんでした。
本日(2023年9月6日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月6日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台前半に特に厚い買い注文があります。
現在値付近に位置しており、今後の円安を見込んでいる可能性があります。
また、156円台半ばから158円付近にかけて、薄めながら買い注文が断続的に発注されています。
長期的に見てユーロ円は円安であり、これが影響していると考えられます。
その一方、157円台後半に厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、159円付近にも厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、このラインを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはポンド円です。
また、ドル円とも相関関係になり、豪ドル円とは弱い相関関係になりました。
その一方、弱い逆相関の関係になったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月6日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は夕刻にかけてプラス幅を広げたのち、徐々にゼロ方向に進み、日付が変わる頃からはマイナス圏で安定的に推移しました。
ユーロは穏やかにプラス幅を広げたのちに戻し、深夜以降はゼロ付近で小動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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