昨日(2023年9月7日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高になりました。
午前中は材料に乏しく、狭い範囲で横ばいとなりました。
午後になると、独仏の10年債利回りが低下基調で推移し、また欧州株式市場が安く始まったことを受けて、ユーロ円は円高が進みました。
その後、ユーロ圏4-6月GDP(四半期域内総生産)が発表され、市場予想よりも弱い結果となりました。
このため円高トレンドが継続し、深夜になってから横ばいの動きに転じました。
本日(2023年9月8日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月8日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、156円台前半から157円台半ばにかけて、買い注文のまとまりがあります。
サポートラインの下に位置しており、安値圏での買い意欲の強さが分かります。
また、160円台半ばに買い注文をわずかに確認できるものの、現在値からその水準までの間に買い注文がほぼ見られません。
このため、積極的に上値を追いたいトレーダーは少ない様子が分かります。
その一方、158円台半ばに特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、このラインに着目した注文だと考えられます。
また、159円台前半にも厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、そしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月8日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は朝から深夜にかけてプラス幅を広げ、日付が変わる頃から安定的に推移しました。
ユーロは昼にかけてプラス圏で推移したのち、夕刻からマイナス圏での動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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