昨日(2023年9月7日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高になりました。
一昨日に引き続き昨日も動意に乏しく、狭い範囲での動きになっています。
午前中に豪貿易収支が発表され、市場予想よりも黒字幅が小さかったことを受けて、円高になる場面がありました。
この動きは長続きせず、夕刻までには元の水準に戻りました。
午後は、円が主要通貨に対しておおむね強くなる展開でしたが、豪ドル円はその流れに乗らない推移になっています。
しかし、夜になると歩調を合わせてやや円高になりました。
本日(2023年9月8日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月8日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、92円台後半から93円台後半にかけて、買い注文が厚くなっています。
現在値よりも円高の水準に広く発注されており、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、93円台半ばの買い注文が厚くなっています。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、94円台半ばに、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、95円ちょうど付近にも、厚い売り注文があります。
これもレジスタンスライン付近に位置しており、このラインが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのは、ドル円とユーロ円です。
また、相関関係になったのは、ポンド円、ユーロドル、豪ドル米ドルであり、ポンドドルとも弱い相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月8日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は朝から深夜にかけてプラス幅を広げ、日付が変わる頃から安定的に推移しました。
豪ドルは昼にかけてマイナス幅を広げたのち、夕刻以降はゼロを中心とした動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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