日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):日本株は下落基調が継続。米中対立への警戒感から売りが強まる(2023年9月11日)

マーケットレポート

先週金曜日(2023年9月8日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32436.4(-319.7)<-0.98%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

9月8日のJP225は続落。
320円ほど下落し、2営業日連続で陰線をつけました。
日本株は証券・商品先物取引業、電気・ガス業が主に買われ、鉱業、非鉄金属、精密機器が主に売られました。
高値警戒感からの売りが続いている中、中国政府がApple製品の使用制限を広げるという報道があったことで、売りの勢いがさらに強まっているようです。
米国と中国の対立が再燃する警戒感から、日本株は下落が継続する可能性がある点に注意が必要です。
また、日銀の植田総裁が読売新聞のインタビューでマイナス金利の解除の可能性に触れたことも、日本株に影響を与えそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月11日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月11日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は2営業日連続で陰線をつけ、下落基調を継続。
現在は、フィボナッチの38.2%水準を目指している状況です。
一方で、平均足は陽連しており、大局は買い圧力が続いていることを示しています。
目先は、このまま平均足の水準でサポートされるかがポイントになりそうです。

<1時間足チャート分析>

高値と安値を切り下げる流れから買い圧力が強まり反発しました。
なお、本日は下窓を開けてスタートしており、大陰線をつけて反落。
ローソク足は、再び平均足を下抜いています。
陽連中の平均足は実体が短くなりつつあり、買いの勢いが弱まっている状況です。
ここから下窓を埋めるように上昇するか、そのまま下落していくかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年9月11日8時のもの)

9月11日8時時点でのJP225の騰落率は前週比で-0.59%、値幅は-192.5円となり、前週比マイナスのスタートとなりました。
一方で、米国株価指数は3指数全てがプラスとなっています。
米ドル/円はやや円高方向に動いており、147.1円台で推移しています。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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