日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):日銀の金融政策変更懸念から下落傾向が続く。米ドル/円の円高傾向もマイナス材料(2023年9月12日)

マーケットレポート

昨日(2023年9月11日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32361.4(-75.0)<-0.23%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

9月11日のJP225は続落。
約75円の下落となり、3営業日連続で陰線をつけました。
日本株は銀行業、保険業が主に買われ、不動産業、海運業、サービス業、機械が主に売られました。
日銀の植田総裁がインタビューでマイナス金利の解除に触れたことで、金利上昇懸念が市場参加者に広がったことが売りにつながったと考えられます。
また、米ドル/円が円高傾向に動いていることも、輸出銘柄を中心にマイナス材料となりそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月12日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月12日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

実体の短い陰線が形成され、3営業日連続で下落。
平均足の上ヒゲの水準でサポートされている状況です。
陽連している平均足は、下ヒゲが出始めており、買いの勢いが弱まっていることを示しています。
目先は、平均足やフィボナッチの38.2%水準が押し目になるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

高値と安値を切り下げる動きは一服。
ローソク足は平均足を上抜き、買いに勢いが出ている状況です。
平均足は陰連から陽連に転換し、上ヒゲが長くなっていることから、大局は買い優勢を示しています。
ここから上昇を続け、上に位置している中期レジスタンスラインを試せるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年9月12日8時のもの)

2023年9月12日8時時点のJP225の騰落率は前週比で-0.32%、値幅は-105円と、前週よりもマイナスとなっています。
一方で、米国株価指数は3種とも前週比でプラスとなっており、米国株式市場は堅調のようです。
注目は米ドル/円が円高傾向に動いていることで、前週比約1.2円のマイナスとなっています。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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