昨日(2023年9月12日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.694(+0.128)<+4.99%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は上昇しました。
北米で平年より高い気温が続いており、市場参加者の注目がこの点に集まりました。
また、豪州のLNG(液化天然ガス)プラントでの部分的ストライキが継続しており、労使交渉がまとまらなければ全面ストライキに発展する見込みです。
これも、NATGAS価格の上昇要因になっています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年9月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
大陽線を作り、平均足の水準を大きく上回りました。
4営業日連続の陽線となり、陰連していた平均足は陽線に切り替わっています。
ただし、大局はレンジ相場であり、頻繁に色を変える平均足は方向感のなさを示しています。
目先は、この勢いでレンジ上限まで上昇するか、それとも反転下落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
明確な上昇トレンドが発生し、中期レジスタンスラインを立て続けにブレイクしました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
現在値は直近高値をうかがう水準である一方、平均足から乖離しており、押し目を作る可能性もありそうです。
目先は、直近高値を試すかどうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基増加し、513基になりました。
13週ぶりの微増であり、減少トレンドに変化はありません。
一方、天然ガスは前週から1基減少して113基となりました。
今年の最大稼働数と比較して50基近く減らしており、こちらも減少トレンドが継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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