昨日(2023年9月26日)の日本株価指数225振り返り
- 終値:31810.4(-559.1)<-1.73%>
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
9月26日のJP225は反落。
約559円と大幅に下落しました。
日本株は海運業、銀行業が主に買われ、医薬品、機械、電気機器、輸送用機器が主に売られました。
米国の金融引き締めの長期化懸念から米国株が下落し、それに伴い日本株も下落した形です。
また、中国経済の景気減速懸念が残っていることも、投資家心理を悪化させそうです。
一方で、米ドル/円は円安を継続しており、9月27日8時現在は149円台で推移しています。
円安が下支えとなる一方、日銀の為替介入への警戒感が高まりつつあり、円高に動いたときに日本株が大きく下落する可能性に注意する必要がありそうです。
【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線をつけ、2営業日で上昇した分を全値押ししました。
平均足の下ヒゲの水準で頭を押さえられた形で、平均足がレジスタンスラインの役割を果たしています。
陰連している平均足は下ヒゲを伸ばしており、売り優勢の状況です。
現在値は上昇波動に引かれたフィボナッチの61.8%水準にあり、ここで踏みとどまれるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
大陰線をつけて平均足を下抜いた後、安値を切り下げる動きを継続しています。
直近安値を更新しており、売り圧力が強まっている状況です。
平均足も陰連していることから、大局では売り優勢と考えられます。
目先は、このまま安値の切り下げを継続していくかに注目です。
反発する場合は、平均足とさらに上に位置している長期のサポートラインを上抜けできるかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
株価指数変化率チャート(長期)
(画像は2023年9月27日8時のもの)
JP225と、主要米国株価指数であるUS30、US500、US100の変化率チャートです。
9月26日はJP225、US30、US500、US100の全てが下落しています。
米国の金融引き締めの長期化懸念が投資家心理を悪化させ、下落に繋がったようです。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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