米国の9月CPI:市場予想と結果
前年同月比
前回 | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
CPI | +3.7% | +3.6% | +3.7% |
コアCPI | +4.3% | +4.1% | +4.1% |
前月比
前回 | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
CPI | +0.6% | +0.3% | +0.4% |
コアCPI | +0.3% | +0.3% | +0.3% |
9月のCPIは前年同月比で+3.7%、市場予想の+3.6%と比べて0.1%高い結果でした。
また、前月比では+0.4%で、市場予想の+0.3%と比べて0.1%高い値でした。
その一方、コアCPIは前年同月比で+4.1%と市場予想の+4.1%と同じでした。
前月比では+0.3%であり、こちらも市場予想通りです。
米9月CPI(消費者物価指数)の品目別データ
内訳別に前月比で見ると、エネルギーが1.5%の上昇で、前月の5.6%から大きく低下しています。
エネルギーの内訳を見ると、エネルギー商品は2.3%(前月は10.5%)、ガソリンは2.1%(前月は10.6%)、そして燃料油が8.5%(前月は9.1%)であり、電気が1.3%(前月は0.2%)上昇したものの、エネルギー分野のインフレ低下が目立ちます。
また、中古車・トラックは-2.5%(前月は-1.2%)、アパレルは-0.8%(前月は0.2%)そして医療用具は-0.3%(前月は0.6%)であり、マイナスに転じたりマイナス幅が拡大した項目も目立ちます。
その一方、サービス(エネルギーサービスを除く)は0.6%(前月は0.4%)、家賃など住居は0.6%(前月は0.3%)医療サービスは0.3%(前月は0.1%)であり、サービス分野は上昇しています。
米9月CPI発表前後のドル円相場
(赤縦線は指標発表時刻)
ドル円を5分足チャートで見ると、指標発表後に約50pipsほど跳ねている様子が分かります。
直近はやや反落の動きが見られるものの、ここから再び上昇するかどうかに注目です。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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